質量特性/剛体特性計測 レゾニック・ジャパン
Resonic: new measurement solutions for complete inertia properties

Company Company

レゾニック社は、東京工業大学とベルリン工科大学の技術転用というかたちで、2011年にドイツでResonic GmbHを創業、2013年に日本で株式会社レゾニック・ジャパンを創業いたしました。

革新的な慣性特性(質量特性 / 剛体特性)計測技術をもとに、受託計測サービス、計測器の設計、製造、販売を行っています。

モデル解析、多体動力学、振動工学などの分野における経験豊かな知見が、この全く革新的な慣性特性の計測技術の基幹になっています。この技術では、シンプルなハードウェアを用いながらも、計測にかかる時間を劇的に短縮し、ベルリンにあるレゾニック本社でも、神奈川県にある当社オフィスにおいても、またお客様のご指定の場所においても、迅速に精度よく計測することが可能です。また,計測器の販売においては,お客様のご要望に沿った最適なソリューションを提供し、レンタルやリースなど、柔軟に対応いたしております。

複数の大手自動車メーカー、二輪車メーカー、最高峰モータースポーツのチーム、船舶研究所に計測サービスを提供し、大変ご好評頂いております。

また欧州および日本の航空宇宙メーカーのお客様や、研究所のお客様からも高い評価頂いております。

ロバート・クレッパーロバート・クレッパー博士(工学):レゾニック計測技術の発明者。レゾニック計測技術の解析アルゴリズムやハードウェアの開発全般を手掛ける。東京工業大学における博士研究員、ポスドク研究員としての研究期間中は、主に構造動力学システム、システム同定法、計測科学の研究に取組む。カールスルーエ大学の機械工学科を卒業後、2006年にフランス国立高等工芸学校ENSAMを1139名中、首席で卒業し、カールスルーエのDEFISプログラムにおける特出した業績によりL’Oreal アワードを受賞。現在、Resonic GmbH技術本部長兼社長。

川口卓志 博士川口卓志博士(工学):株式会社レゾニック・ジャパン代表取締役。1982年横須賀生まれ。2006年に東京工業大学機械科学科卒業後、日欧産業協力センター主催のヴルカヌスプログラムに参加し、ドイツの自動車部品メーカーにおいて研修。帰国後、ドイツ系の自動車部品メーカー日本支社にセールスエンジニアとして勤務。2010年に退社し、東京工業大学創造エネルギー専攻博士後期課程へ進学。在学中はロバート・クレッパーと共同で風力発電風車の振動解析に携わる。2013年に学位を受ける。IEEE会員。現在、株式会社レゾニック・ジャパン代表取締役。

大熊政明 博士大熊政明 博士(工学) 1956年埼玉生まれ。東京工業大学において工学博士の学位を取得、博士論文題目は「振動解析のための部分構造合成法」。1983年より東京工業大学助教、1990年准教授、2000年より同大学教授。専門分野は構造動力学、騒音解析、音響解析、多体動力学、およびヘルスモニタリング。

  • CSL
  • Daimler AG
  • DLR
  • Honda R&D
  • Magna Steyr
  • MARIN
  • Miele
  • Tecosim
  • Vibracoustic
  • Volkswagen AG

Selected Statements Selected Statements

Daimler AG
ダイムラー社との共同で,レゾニック社は大型エンジン-トランスミッションの慣性特性の計測を行いました。計測器のシンプルなモジュール化構造のおかげで、レゾニックはダイムラー社の仕様にカスタマイズした計測システムを提供することができ、複雑な形状な計測対象物であっても、非常に短時間で計測を終えることができました。

Magna Steyr
マグナ・シュタイヤー社は,計測対象物を外部に持ち出すことができず、オンサイトでの精度のよい計測が必要とされていました。
レゾニック計測器はモジュールタイプであり,持ち運びにも適しているために、オンサイトでの計測サービスにとても適しています。オンサイトでの計測でも数時間で計測を終えることができ,お客様からは「計測対象物の計算機上での質量特性と,実測による質量特性を比較することができ,また計測の結果をもとに質量特性を調整して,再度計測することができた」と高い評価を頂きました。

Volkswagen AG
試作部品の試験日程が逼迫した状況で慣性特性の計測を早急に行わなければならず、また試作品であるために外部に持ち出すことができないという制約がありましたが、レゾニックの計測サービスでは数時間で複数の試作部品を,フォルクスワーゲン社のスタッフによって計測することができました。